CFDで日経平均をトレードする
株価指数はあくまで平均値なので、株のように実体があるものではありません。ところが実体がない株価指数でも取引可能なのです。株価指数をトレードするためには先物かCFDという金融商品をツールとして使うことになります。どちらも指数に連動して動く金融商品ですので似たような性質を持ちますが、相違点もありますのでメリットとデメリットを把握したうえで資金量に応じてどれを使うか選択するのがよいでしょう。いずれも「買い(ロング)」と「売り(ショート)」の両方から入ることができるので、相場の方向が上下どちらであってもトレードすることが可能です。
先物以外にも日経平均をトレードするための金融商品があります。CFDはその一つです。CFDも先物に近い性質を持っており、証拠金を必要としレバレッジが効く差金決済の金融商品です。先物同様に仕込み価格と決済価格の差分で利益を得ることになります。
指数の100倍を取引額とするため、日経平均先物ミニと同じ感覚でトレードできます。必要証拠金も日経平均先物ミニとほぼ同レベルです。CFDの提供元は複数存在します。日本には東京金融取引所に上場している取引所CFD(クリック株365)があります。その他海外にも多数CFDの提供元が存在します。
CFDで日経平均をトレードするメリット | CFDで日経平均をトレードするデメリット |
---|---|
|
|
取引所CFD (くりっく株365)
取引所CFD(くりっく株365)は、東京金融取引所に上場している株価指数証拠金取引です。日経平均以外にも、NYダウ平均、DAX(ドイツ株価指数)、イギリスFTSE100をトレードすることができます。以下の証券会社で取り扱いがあります。
SBI証券
マネックス証券
ゴールドマン・サックスのゼネラルパートナーだった松本大とソニーが設立したネット専業証券会社のマネックス証券株式会社です。以下のバナーから詳細を確認することができます。
カブドットコム証券
三菱UFJ系のネット証券会社です。以下のバナーから詳細を確認することができます。
岡三オンライン証券
取引所CFD(くりっく株365)をトレードするためには通常の株取引口座に加えて取引所CFD(クリック株365)の口座を開設する必要があります。詳細は各証券会社のサイトでご確認ください。以下のリンクから取引所CFDの公式サイトへ行くことができます。
くりっく株365公式ホームページ【取引所CFD[CFD]】
GMOクリック証券のCFD
GMOクリック証券が取り扱うCFDも世界の主要株価指数に加えて、商品などかなりバリエーションが豊富です。一つのCFD口座で様々なトレード対象を扱うことができるのは大きな魅力です。持っていて損はない証券口座です。米国のVIX指数に連動するCFDを扱っているのも特徴の一つです。
DMM.com証券のCFD
DMM.com証券では、株価指数型CFDを4種類、商品市況連動型CFDを3種類提供しています。ネット証券の中でも参入は新しい方ですが、それだけにアグレッシブなサービスを展開しています。
- JPN225/JPY (日経225連動型/日本円)
- USDJ30/USD (NYダウ平均連動型/米ドル)
- NDQ100/USD (NASDAQ100連動型/米ドル)
- SPX500/USD (S&P500連動型/米ドル)
- GOLD/USD (金市況連動型/米ドル)
- SILVER/USD (銀市況連動型/米ドル)
- OIL/USD (WTI原油連動型/ドル)
IG証券のCFD
英国のIG証券が提供するCFDは取り扱う株価指数の種類も豊富で、かつ個別株価やFX、商品先物もCFDによる取引を可能としています。最大レバレッジ、取引単位や必要証拠金についてはIG証券のホームページでご確認ください。一つのCFD口座で様々なトレード対象を扱うことができるのは大きな魅力です。
最近のコメント