日経平均オプションとは?

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日経平均オプションとは?

初めてこの言葉を聞いた人にオプションを説明するのはとても難しいです。からくりや定義の説明を聞いてもすぐには理解できないでしょう。きちんとした説明は以下のリンク先にありますが、残念ながらオプション初心者が読んですぐに理解できるものではありません。

日本取引所グループによるオプションの説明

日経225オプション | 日本取引所グループ
日本取引所グループは、東京証券取引所及び大阪取引所などを傘下に持つアジアを代表する取引所グループです。

大和証券によるオプションの説明

売る権利(プット)や買う権利(コール)を売買する、というのがオプションの説明になりますが、それはいったい何なのでしょう。もともとはヘッジ(保険のようなもの)目的で考案された金融派生商品ですが、誰でも保険を買う側にお売る側にもなれるというのがオプションの最大の特徴です。

オプションとは保険(ヘッジ)のツールとして考案された金融(派生)商品

保険とは、ある一定量のお金を前もって支払っていただければ、万が一のことが起きたときにその費用を補填しますよ、という仕組みです。例えば自動車事故を起こしてしまったら高額のお金が必要になってしまうかもしれず、そのお金を自分で全額負担するのは厳しい、と考えたとします。無くなってもいいと思える価格で万が一の場合の高額な保証を得られるなら買います、というのが保険の買い手の原理です。

保険の売り手の理屈は逆です。万が一の事態が起きたらお金を支払う義務を負いますが、その義務を売るというのが保険屋のビジネスとなります。万が一が起きたら保証しますが起きなかったら掛け金は頂きますよというのが売り手のビジネスモデルです。そして、万が一が起きる確率で保険の売買価格が決まります。保険屋さんも慈善事業ではなくビジネスとしてやっているのですからこうなります。

自動車保険であれば、自動車事故が起きる確率はそれほど変動するものではありません。でも、もし事故の確率が変動するとしたらどうなるでしょうか?自動車事故なんて滅多に起きるものではありませんが、もしこれが何かの理由で急激にあちこちで起きるものになってしまったらどうなるでしょう?保険会社は確率ベースで価格を決めていたのにその計算が当て外れとなり、高額の保証金を繰り返し支払わなければならなくなります。そうなってしまえば保険料を引き上げざるを得ません。もし自動車事故率が上がってしまったとしたら、毎月1万円を支払っていただければ万が一事故により一億円の支払い義務が生じたとしてもそれを補填してあげます、という商品の価格を10万円あるいはそれ以上に値上げせざるを得なくなります。

この原理を市場で取引可能とする、というのがオプションの仕組みとなります。保険屋さんになる人と保険を買いたい人を結びつけるのがオプション市場となります。急激な下落に備える保険がプットオプション、急激な上昇に備える保険がコールオプションとなります。自動車保険と違う点は、万が一が起きる確率が統計学的に決められず、複雑な変動要因で動いてしまうという点です。

相場の下落への備え、プット・オプション

現在、日経平均が2万円だと仮定します。ある人が値上がりを見込んで株または先物をロング(買い)でポジションを作りました。万が一期待外れで下落してしまったときに損失を軽減したいので保険が欲しい、というときにプットオプションを買う、ということになります。市場が波乱もなく平穏でじりじり上昇するかあるいは変動がほとんどないような場合、市場が荒れて急落するようには思えないと保険屋は考えるかもしれません。その場合には急落に備える保険の値段は高く設定することはできません。急落の確率は相当低いのに下落時保証の保険が高かったら誰も買いません。このように保険の値段が売り手と買い手の思惑で変わるのがオプション市場です。平穏だった市場が突如悪材料により急落となったら、想定していた下落確率が上昇したということになります。保険屋はあわてて保険料を高くしなければなりません。一方不幸にも保険を予め買っておかなかった投資家は慌てて保険を買いに行くので、高い保険でも買わなければと考えてしまします。こうして保険(プットオプション)の値段は上昇することになります。

相場の上昇への備え、コール・オプション

下落と反対に、上昇に対する保険がコールオプションとなります。コールオプションは市場が急上昇した場合に大きな保険金額を受け取れるという仕組みです。

オプションの売り手は、不測の事態が起きなければ掛け金分が丸儲けとなります。逆に買い手から見れば不測の事態が起きなければ掛け金の回収は諦めなけれななりません。この不測の事態が予め決められた日(SQ日)に起きた場合の補償の権利を売買するのがオプションです。

オプションの権利行使価格

オプションには権利行使価格というものがあります。権利行使価格とは、決められた期日にもしその価格を下回った(プット)、あるいは上回った(コール)場合に保険金を受け取るという基準値になります。日経平均が2万円の時にプットオプション19000円の値段が10円であったとしましょう。10円は実際には1000倍の価格の一万円になります。これはもしその期日に日経平均が19000円を下回ったらもらえる保険金を10円(実際には一万円)で買うということになります。19000円を下回る確率は相当低いと思ったら、プットオプションの売り手は10円で保険を売ることになります。この売り手はもし日経平均が19000円を下回れば保証金を支払わなければなりません。その支払い額は19000円をどれだけ下回ったによって決まります。プットオプション一枚につき10円下回れば一万円支払いの義務が生じます。もし日経平均が18900円になれば買い手に10万円を支払わなければなりません。もし日経平均が18000円になれば買い手に100万円を支払わなければならなくなります。逆に買い手は日経平均が18000円になれば100万円を手に入れることができます。売り手の立場で言えば、支払うべき保険金がどこまで上がるかわからない状態になります。これがオプションの売り手の損失は青天井と言われる所以です。

満期日(SQ日)まで待つ必要もなく、途中で反対売買をして清算することも可能です。急落で保険金が上がったので保険金の差額で利益を得ることができます。売り手の立場では、保険金が予想に反して上がってしまったので青天井の支払い義務を避けるために保険を買い戻して損失を確定することになります。

日経平均のオプションの権利行使価格は125円刻みで設定されています。例えば20000円、20125円、20250円、...といった刻みになります。保険金を受け取れるかどうかが決まる日は基本的に月に一回となります。Weeklyのオプションという商品もあります。その場合は期日が毎週やってきます。

20250円のプットオプションは日経平均が20250円を下回れば保険金を得られる商品です。逆に20250円のコールオプションは日経平均が20250円を上回れば保険金を得られる商品です。

オプションの仕組みがお分かりいただけたでしょうか。

日経平均先物・オプションの取扱がある証券会社

日経平均先物と日経平均オプションは、どの証券会社でも取り扱いがあります。日経平均先物と日経平均オプションを取引きのメインとするのであれば、以下の証券会社であれば間違いはありません。複数の口座を持って、トレード手段によって使い分けるのはとても有効な方法です。リスク分散の観点からもメリットがありますので是非検討してみてください。

楽天証券

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GMOクリック証券

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松井証券

老舗証券ですがネット証券としての機能の充実度や手数料の安さは大きな魅力です。


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