現物株は長期投資に向いている!

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相場というときに真っ先に頭に浮かぶのは株でしょう。最もよく知られた投資手法です。株の基本は皆さんご存知だと思います。株式流通市場に上場した株式会社の株を買ったり売ったりすることで利益を得ようとすることです。もっとも基本的な利益の得方は、株を買って値上がりしたら売却し、その価格差を利益として得ることです。株を売買できる市場は日本にはいくつかあります。

  • 東証一部
  • 東証二部
  • マザース
  • ジャスダック

が代表的なところです。これらの4つの流通市場はいずれも日本取引所グループにより運営されています。この4つの市場の違いは、上場に必要な基準の違いと言えます。例えば、東証一部上場企業ならば株主数2,200人以上、時価総額250億円以上でなければならない、といった上場基準をクリアした企業のみが上場可能となります。実際には上場基準はこれだけではありません。様々な条件を満たした企業が上場可能となります。東証二部なら株主数で言えば800人以上、時価総額では20億円以上が基準値となります。マザーズは株主数200人以上、時価総額は10億円以上です。マザースとジャスダックは新興系の企業の上場場所となります。どんな会社でも事業を始めた当初から東証一部に上場することは不可能です。事業が成功して、会社の規模や利益が拡大するにつれ、マザースやジャスダックから東証二部へ移り、そこから東証一部へと昇っていきます。従って東証一部上場企業は知名度も高く、誰でも知っているような企業ばかりとなります。

上記4市場の他に、地方株を取引きする市場もあります。

  • 名古屋証券取引所
  • 福岡証券取引所
  • 札幌証券取引所

これらの市場の流通額は上の4市場に比べて相当少ないのが現実ですので、地方株を取引きする必然性がないのであれば利用することはないでしょう。利益を得ることを目的として実際に株を売買するとなれば日本取引所グループの4市場で取引をするのが適切です。

現物株の取引は長期投資向き

現物株取引は長期的な投資に向いています。レバレッジは常に1です。手持ち金以上の株を買うことはできません。株の基本中の基本は会社の成長に期待して投資することです。この一点において、現物株投資とその他のほとんどすべての金融商品には明確な違いがあります。現物株取引においてショートというポジションは取れません。したがって会社が成長して株が値上がりすること以外に利益を上げる方法はありません。現物株で短期トレードやデイトレードも可能ですが、レバレッジが効かないので急上昇というごく希なケースを除けば利益をたくさん上げるのは難しくなります。

現物株に投資する場合に見極めておくべきポイントは以下の

  • 会社の事業内容と成長見込み
  • 世の中の景気動向の見極め
  • 株式市場全体の動向の見極め

現物株に資金を投入するということは、その会社の成長に期待するということです。したがって成長が見込めるかどうかの見極めが重要になってきます。そのためには投資を考えている会社の事業内容に対する情報収集が不可欠となります。場合によっては自分で会社に出かけていって事業内容を確認する、くらいの情報収集が必要になります。その他に、会社四季報などで財務体質を知っておく必要もあります。こういった地道な情報収集を怠ってはいけません。いうまでもないことですが、これから成長が期待できる会社を選択することが重要なポイントです。すでに成長しきって利益を得ている会社に投資するのもありですが、そこからさらに会社の利益が増えることを見込めない場合には投資すべきではありません。すでに成長した大企業に投資するのはあまりいい選択とは言えません。この点に十分注意してください。

現物の株売買する場合に、その会社の事業内容や今後の成長見通しを見極めることが最重要ポイントであることは先に述べたとおりです。しかし、もう一つ大事なことがあります。それは世の中全体の景気動向、経済状況も同時に見極めることです。会社の事業は世の中の景気の影響を強く受けます。景気が悪ければ事業内容が良くても思ったほど利益を上げられないこともあります。したがって景気動向の見極めもとても重要です。

そして、もう一つ大事なことは、株式市場全体の動向を表す株式指数と呼ばれるものです。例えば日経225平均株価、東証一部全体を表すTOPIXという指数、JPX日経400といった指数です。インデックスとも言われます。各企業の現物株はこれらと相関して動くことが良くあります。つまり、株式全体で見たときに多く買われる傾向にあるときにはこれらの指数は上昇し、売られる傾向にあるときには指数は下降します。そして、これらの指数はそれぞれの企業の株価の平均値ということもできますので、世の中の景気動向と密接な関係にあります。景気が上向くときには指数は上昇し、景気が下向きの場合には指数も下向きに推移するということになります。したがって、これらの指数の動向にも注意を払う必要があります。

初心者が陥りやすい間違い

現物株を買う場合、初心者が最も陥りやすい間違いについて解説します。多くの株式相場新規参入者の傾向として、景気が十分よくなってから参入する傾向があることです。経済状況が不安定で景気も悪い状況では多くの人が株に手を出そうとせずに、逆に景気は盤石と言われるようになって初めて株を買い始めることです。これは一見正しいように見えてしまいますが、実は賢い投資方法とは言えません。最も株の上昇が見込めるのは、今は景気が悪いが今後は良くなることが見込める、そして投資しようとする会社の事業も今後の成長が見込める場合です。ここが最も株の買いに適したポイントです。その逆、つまりすでに景気が盤石であるという見方が世の中に浸透し、事業に成功してこれまで上昇してきた知名度の高い株を買う、というのはやってはいけないことなのですが、実はこれをしてしまう人が多いのです。株はあくまで先行投資であり、成長しきったところで投資しても意味がありません。この点には十分注意して見極めるようにしてください。

2008年~2009年のリーマンショックによる金融危機の時にすべての株が大きく下がりました。そしてその時に株に新規参入しようとした人はあまりいませんでした。そして、それから10年近く経た現在、景気の上向きが指摘されている今、株に参入しようとしている人が多くいます。この状況は正しいのか、について判断が必要となります。

現物株を取引きするための準備

現物株を取引きするためには、まずは証券会社に口座を開設する必要があります。証券会社も実にたくさんあり、どれにしようか迷ってしまいます。日本の代表的な大手証券会社は以下の5つです。

野村證券 (野村ホールディングス)
大和証券 (大和証券グループ本社)
SMBC日興証券 (三井住友フィナンシャルグループ)
みずほ証券 (みずほフィナンシャルグループ)
三菱UFJ証券ホールディングス(三菱UFJフィナンシャル・グループ)

これらの証券会社は吸収合併などを経て海外資本の取り入れもありましたが、日本に長いこと存在している大手証券会社です。老舗大手だけあって、対面営業、投資銀行業務など幅広い業務内容が特徴となります。これらの老舗大手では株式売買に伴う手数料が高めに設定されています。その他、岡三証券、東海東京証券など、準大手、中堅などの老舗証券会社もたくさんあります。

その一方で、ネットの発達とともに急速に伸びたのがネット証券と言われる証券会社です。

SBI証券 (SBIホールディングス)
楽天証券 (楽天)
GMOクリック証券(GMOグループのGMOフィナンシャルホールディングス傘下)
カブドットコム証券(三菱UFJ証券ホールディングス傘下)
松井証券
マネックス証券(マネックスグループ)
岡三オンライン証券 (岡三証券グループ)

こちらもいくらかの吸収合併などを経て現在のスタイルにたどり着いています。どれを選ぶかは好み次第と言えますが、あえて言えば、個人がこれから株式相場に進出するのであればネット証券をおすすめします。その理由は、手数料が安いこととネットサービスが充実していることです。例えば、野村證券で100万円の現物株式を売買した場合の手数料は税抜きで9,573円です。一方、楽天証券の場合には同じ100万円の現物株式売買の手数料は487円です。差額は9,000円以上あります。まるで違います。我々個人が老舗大手の証券会社を使うメリットはほとんどありません。対面営業などの手厚いサービスを希望するなら話は別ですが、ほとんどの個人にとってそういったサービスは必要がないものです。

では、ネット証券のうちのどれを選べばいいかという話ですが、現物株取引はどこの証券会社でもできますので、比較するとすればやはり手数料とパソコンやスマホで稼働する投資ツールの好みです。どのネット証券も充実した投資ツールを提供しています。

100万円の約定代金(株取引額のこと)の現物株を取引きした場合の各証券会社の手数料は以下のとおりです。

SBI証券 487円(税抜き)90円
楽天証券 487円(税抜き)90円
GMOクリック証券 470円(税抜き)95円
カブドットコム証券 990円(税抜き)90円
松井証券 1000円(税抜き)0円
マネックス証券 1000円(成行き注文)/1500円(指値注文)(税抜き)100円
岡三オンライン証券 800円(税抜き)0円

松井証券と岡三オンライン証券の手数料は約定代金が少額である場合に大変お得な設定となっています。どの価格帯の約定代金が多くなりそうか、ご自分でケースを想定して各社のホームページにて比較の上選定してください。

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