米債券の10年債金利上昇によりドル高が進行しています。5月15日、アメリカ株式市場は反落しました。今後も金利の上昇が米国株式市場の重しになるものと考えられます。
直近メディア記事より
米金利上昇とドル高により新興国、とくにドル建て借金を多く抱える国々は厳しい状況に突入しています。
トルコリラ急落 エルドアン氏、中銀統制を示唆 (写真=ロイター) :日本経済新聞
ドル高の進行は新興国通貨安を招き、ドル建て債務をたくさん抱える新興国にとっては厳しい現実となっています。アルゼンチンはIMFに支援を要請しました。トルコも通貨安により厳しい状況になってきています。
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米国10年債金利上昇は、米国株式、新興国通貨にとって重しになります。巡り巡って世界経済に影響を与えていきます。
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一部のアナリストと投資家は現在の相場状況をあまりに楽観視し過ぎているようです。1月末からの下落を単なる調整と見るのは危険と考えています。私個人の意見であることはご留意ください。
9期ぶりマイナス成長も一時的との見方が大勢、輸出減速に懸念も
日本経済は2018年1~3月記にマイナス成長となりました。物価は上がるが経済はマイナス成長、すなわちスタグフレーション状態です。もちろんこの記事が言うように一時的現象なのかもしれません。しかし、大手を振って株を買っていい状態でないことは明らかでしょう。一定の警戒は必要です。
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