米国債10年債金利上昇とNYダウ平均の下落

米国債10年債の金利がこの2日間で急上昇しました。そしてNYダウ平均はその間下落しています。ゴルディロック相場の終わりと景気循環のピーク、そして相場の宴の終わりを暗示するような展開です。

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アメリカ株は4月はとても上昇しやすい月です。それは税還付の季節だからだと言われています。還付金を受け取った個人投資家が株を買いに来る季節ということになります。そして決算時期と重なることも一つの要因となります。

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米決算は予想通り好調です。しかしこの良好な決算はすでに株価には織り込み済みです。したがって株価を押し上げる推進力とはなっていないのが現実です。やはり例年どおり税還付金の再投資が押上げ要因、逆に下げ要因は超大口投資家の景気循環を意識したポートフォリオ組み換えということになるでしょう。リスク資産を縮小していく過程です。今後のアメリカ株式市場は下げ相場を意識していかざるを得ません。


上のチャートはNYダウ平均の日足チャートです。下のチャートはNYダウ平均のCFDの5分足チャートです。NYダウ時間外の動きも見ることができます。


日本株式市場はどうでしょうか。日本株式はバリュエーションから買いだという意見がかなり多いようです。実際アメリカ市場と違って日経平均株価のPERもいまだに12倍台ということで割安だというアナリストの見方が大半のようです。そして証券会社の対面営業もそのようなうたい文句で営業を展開しているようです。一見この見通しは正しい様に思えますが、しかし落とし穴もあるかもしれません。なにしろ日本経済は為替依存度が強いので、円高に振れれば企業業績も途端に悪化します。日本株に関しては為替こそが全てといっていいでしょう。したがってドル円の動向にほぼ連動するような動きとなっています。

NYダウ平均を筆頭とするアメリカ株式市場については長期金利、とくに米国債10年債金利の動向に強く影響を受け、日本株についてはドル円の動向に強く影響を受けることになりそうです。

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