米10年債利回り3%を突破、おぞましい?

米10年債利回りが3%を突破したことをソシエテはおぞましいと表現しています。

「おぞましい」高レバレッジと金利上昇、既に悪影響及ぼす-ソシエテ
長らく意識されてきた米10年債利回り3%突破の懸念がとうとう現実のものとなったと、ソシエテ・ジェネラルは言う。

金利の上昇は確かに負債を抱えているものにとってはおぞましいものです。多額の借金をしていれば、金利が少し上がっただけで返済額はかなり上がってしまいます。そういったことが現実になろうとしているとこの記事は言っています。負債を多く抱えた国は米国と中国です。そして日本も実は負債の額はとんでもない額に至っています。このことはカリスマ投資家のジム・ロジャース氏も指摘しています。世界中とんでもない額の負債を負っているので、金利の上昇は致命傷になるということです。

もしこれが現実になれば本当におぞましいことです。破たんが続出するということになります。個人や企業だけではありません。国家が破綻する可能性が出て来るということです。しかも超大国の中国とアメリカということになれば穏やかではありません。今回金利が世界経済にとってとくに重要であるという理由づけになります。これまでの景気循環転換局面と比較して、金利の動向がどれだけ重要かということを忘れてはいけません。

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以上アメリカ株式市場の話ですが、では日本市場はどうでしょうか?

米長期債金利の上昇に伴いドル高が進行しています。ドル高は裏を返せば円安に繋がりやすいものです。そしてその円安を見込んだ海外投資家の買いがこのごろの日本市場を支えています。しかし、為替を米金利との相関だけで見たこの日本株見通しにはリスクがあります。これは購買力平価といったファンダメンタル要素を取り除いた投機的な見方だからです。その他の日本株の買い要因として海外投資家が意識しているのはオリンピックでしょう。あとは、安定的な政治情勢です。なんだかんだ言って安倍政権が倒れることはない、とみられています。これも事実なのでしょうね。

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